お知らせ

イワシの手開き実習(宮崎市立宮崎中学校)

宮崎おさかな普及協議会((株)宮崎魚市場)では魚食普及活動として、毎年、市内中学校からの要請を受けて「魚のおろし方実習」の授業を行っています。今年は9月9日から30日まで7日間にわたって宮崎市立大塚中学校1年生,3年生の12クラスを対象に実施した「カツオ三枚おろし実習(見学・刺身引き体験)」に続き、11月24,25,28日、12月1日までの4日間、宮崎市立宮崎中学校(永楽町)で、1年4クラスを対象に「イワシの手開き体験、イワシ蒲焼丼の調理実習」を行いました。

   魚市場の職員3名が、各グループ生徒さん一人一人にイワシ手開きの手ほどきをしました。生徒さんたちの殆どが丸のままのウルメイワシに触るのも初めてで、指で内臓を出す作業には最初は悲鳴も上げてましたが慣れるのも早く、とんどん料理を進めてました。

 日々、魚を口にすることはあっても魚について知る機会は少なく、実際に魚を取り上げて学習を行うことは貴重な機会といえます。魚の脂肪に含まれるDHA(ドコサヘキサエン酸)・EPA(エイコサペンタエン酸)が健康機能性物質として注目を浴び、栄養的にもすぐれた食品です。大衆魚と言われる“いわし”を取り上げ、包丁を使わず手開きして、調理し食べた経験を通して、子供たちにとって魚がより身近に感じられる食品になってくれることを願っています。